今日は、私のこれまでのFXのトレードで、成功しがちな場面と失敗しがちな場面を整理しておこうと思います。ここでのミソは「しがち」という点です。必ずしもそうなるわけではないというのが事態を複雑にしてきました。
経験上うまくいく行くケースだけ勝負できれば、きっと勝ちやすいですね。私の勝ちやすいケース負けやすいケースのご紹介をしますので、ぜひ見ていってください。
基本方針、戦略
今現在の基本戦略として、極力リスクを抑えたトレードになっています。＜いかにうまく負けるか＞にこだわりを持っています。（イメージほどうまくいっていませんが・・・）
①ドル円のみトレード対象とします。
②その日のうちに決済するようにしています。ロングの場合のみ自信あれば持ち越しも可。
③注文と同時に損切注文を入れています。逆指値まで到達しなくても想定外の値動きの場合は即切りです。
④監視チャートは、週足、日足、4時間足、1時間足、15分足、1分足の６つ。
週足、日足でロング/ショートの長期の目線を確認。4時間足でエントリーする価格帯を検討。1時間足以下でエントリーのタイミングを確認する。特に4時間足、15分足をよく見ています。
この他、考え方やスタイルは以下のリンクに残してあります。もしよければ見てみてください。
成功しがちな場面
私は毎日朝昼晩と何度もチャートを見て、以降の値動きを想像しています。その根拠は平均線だったり、トレンドラインだったり、ダウ理論だったりしますが、結局は予想の範囲で当たったり外れたりします。
その中でトレードで利益を出せる場面は、予想が当たった場合です。以下のようなテクニカルの見方がたまたま当たった場合は利益が出ています。
高勝率のパターン
このパターンが見えた場合はロットを2倍にしています。
画像もなしでイメージの話となり恐縮ですが、長期で上目線、直近下落中で、直近安値更新前に折り返しが確認できたところでのロングエントリーのイメージ。ロング⇔ショート逆でも成り立つと思っています。
・週足、日足：ダウ理論、平均線ともにロング目線の場合。
・4時間足：トレンドライン付近までチャートが下落している。MACDのゴールデンクロス発生。
・15分足：チャートの折り返しが確認できたところでのロング。
その他のパターン
週足、日足の方向が一致しておらず、高勝率パターンが成り立たない場合でも以下の2つが満たしたところでエントリーしてそこそこ勝率で戦えます。ロング⇔ショート逆でも成り立つと思っています。
・4時間足：トレンドライン付近までチャートが下落している。MACDのゴールデンクロス発生。
・15分足：チャートの折り返しが確認できたところでのロング。
失敗しがちな場面
これは思いつく限りで書ききれないほどありますが、多くの場合はチャートのテクニカル分析などのハイレベルな問題ではなく、感情のコントロールの部分が失敗の理由になります。
ロットを大きくした場合①
うまくいっている時にやりがちな失敗例です。ある程度利益が出るようになると自分に自信が出てきます。
やはりお金が欲しいので、うまくいっている場合はリターンが大きくなるのでロットをあげたくなります。
ロットを大きくすることで、普段は許容できていた想定とは逆の値動きでの含み損がロットの大きさにより何倍にもあります。
これにより損切ができなくなりお祈りモードになります。
経験上、わりと戻ってくることも多くて意外と何とかなっちゃったりするのですが、やはりそのまま伸びていかれると含み損が大きくなり耐え切れずに大きな額での損切りになります。
ロットを大きくした場合②
①の続きです。
一度大きな損切をしてしまうと、元本に戻すためには同じように大きな利益を得る必要があります。このためトレードのロットが大きくなりがちです。
この悪循環により、ロットサイズがどんどんと大きくなっていきますが、そもそも負けている状態ですので利確は早くなり、お祈りからの大きな損失が出やすい状態になります。
いわゆる損大利小になり、トレードをすればするほどマイナスが大きくなっているサイクルに落ちます。
大きな指標がある場合
これは一概に失敗事例にはならないのですが、私の経験上はたいてい損失を出します。
理由は上と同じ、損大利小になるためです。
大きな指標がある日は、その瞬間で大きな値動きがあります。あらかじめ把握していなかった場合は仕方ないにしても、極力避けるべきであるというのが私の考え方です。
市場参加者の意思が反映されるテクニカル分析とは異なり、市場の優劣がひっくり返ることが多くあります。
どうしても過去の私は指標時に大きな値動きを期待して、一か八かのエントリーをしていました。
当たればうれしくて即利確。外れれば悔しくて戻るのを祈ります。こうしてエントリーすればするほどお金が減るサイクルになっていました。
まとめると
FX歴3年目になる私の場合ですが、普段のトレードの勝率はかなり高いです。これによりこつこつ利益がたまってきます。
ですが、月当たりの収支はプラスだったりマイナスだったりして、今のところ年次プラスかどうか微妙なところです。
この理由はこつこつためた利益を一回の損切ですべて吐き出してしまっていたからです。
今の私の課題は＜いかにうまく負けるか＞だと考えています。
2023年4月から今回まとめたようなリスクマネジメントをし始めましたので、結果をこの先報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。
今日はここまで。
最後までお目通しいただきありがとうございました。
