【FXチャート分析】移動平均線おすすめ設定ベスト3

FX_第一章【基礎を学ぶ】

チャート分析の手法は世の中にたくさんありますが、その中でも私は移動平均線が最もわかりやすく基本となるインジケータだと信じています。

私もいまだに悩みながらではありますが、今日は経験上最も反応しやすいおすすめとなる設定をご紹介していこうと思います。

上昇下降の勢い次第のところはあるので必ずうまくいくわけではないのでご注意を!

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移動平均線はほかのオシレータとの組み合わせなど工夫、使い方次第で十分エントリー根拠になると信じていますが、もし想定外の動きとなりましたら深追いせずに損切りしましょう。

移動平均線ってそもそもなんだ?

移動平均線(Moving Average)は、FXチャート分析において広く使用されるテクニカル指標の一つです。移動平均線は、一定期間の価格データの平均値を取り、その値をチャート上にプロットした線です。

移動平均線は、価格のトレンドを把握するために使用されます。一般的には、過去の一定期間(例えば10日間、20日間、50日間など)の価格データの平均値を計算し、それを現在の価格チャート上に表示します。このようにして得られた移動平均線は、価格の変動の平滑化された表現となります。

移動平均線には、単純移動平均線(Simple Moving Average, SMA)と指数加重移動平均線(Exponential Moving Average, EMA)の2つの主要な種類があります。

単純移動平均線(SMA)は、単純に価格データの過去の一定期間の平均を計算してプロットします。例えば、20日のSMAを計算する場合、過去20日間の価格の合計を20で割ることで平均を得ます。

指数加重移動平均線(EMA)は、価格データに指数的な重みづけを行います。過去のデータに近いほど重みが大きくなり、過去のデータに対する影響がより大きくなります。EMAは最新の価格変動に素早く反応する特徴があり、短期のトレンドを捉えるのに適しています。

移動平均線は、主に以下のような用途に使用されます:

  1. トレンドの確認:移動平均線の傾きや位置関係から、価格のトレンドが上昇、下降、または横ばいであるかを確認することができます。
  2. エントリーポイントの特定:価格が移動平均線を上回る(上向きクロス)または下回る(下向きクロス)場合に、エントリーポイントとして活用されることがあります。
  3. サポート・レジスタンスの判断:移動平均線は、価格のサポート(下方向への抵抗)またはレジスタンス(上方向への抵抗)として機能する場合があります。

ただし、移動平均線は単体では信頼性が低い場合もあります。そのため、他のテクニカル指標や価格パターンと併用して分析することが推奨されます。また、適切な期間やパラメーターの設定も重要であり、市場やトレードスタイルに合わせて調整する必要があります。

おすすめ設定

過去の一定期間の価格データの平均値を計算し、それを現在の価格チャート上に表示するものが移動平均線になります。

この一定期間の数字が小さいとより感度が高く、数字が大きいとノイズの少ないトレンドラインを引くことができます。

メリットデメリット
短い期間の平均感度が高いため利確/損切がタイムリーに行えるノイズを拾いやすいので方向感がつかみにくい
長い期間の平均感度が低いため利確/損切が遅れるノイズが少なく方向感をつかみやすい

少なくても1本の平均線ではデメリットが邪魔をしてしまうため、複数の平均線を表示しておくことが一般的でして、私も短中長の3本表示していることが多いです。

それではランキングスタートです。*今回は私と同じサラリーマンの方々へのおすすめランクです。

おすすめ度 3位 : 短5 中13 長25

デフォルト設定です。

長期線が25本ということで、比較的短期間の平均線が3本表示されます。

長期線で方向でロング/ショートを決定し、短期線が中期線を貫通したところでエントリーをする手法が相性よさそうです。

比較的期間が短い線同士のクロスでエントリーや決済を行うので頻繁にサインが出現します。値幅が小さくなりますが、その分想定の逆に値動きがあった時のリスクも小さいと考えることもできます。

ノイズが少ない日足以上のチャートと相性が良いと思います。

おすすめ度 2位 : 短5 中50 長100 

数字に意味はあまりないですが、キリの良い数字の設定です。

例えば4時間足ですと100本分だと16日+αくらいなのでおよそひと月分になりますし、日足ですと5か月分に相当します。

長期線で方向でロング/ショートを決定し、短期線が中期線を貫通したところでエントリーをする手法が相性よさそうです。

3位の組み合わせと比べて中期線の期間が伸びたため、クロスの頻度が減ります。その分値幅が大きくなりますので利益がとりやすいです。

エントリーチャンスが少なくなりますので、時間が取れる日に多少リスクをとって1時間足以下の短い足で勝負するのが面白いかと思います。

おすすめ度 1位 : 短20 中120 長200

ここまで見ていただいてわかるのですが、私は長い期間の平均線がおすすめです。

これはなぜかというと、私の生活スタイルに起因するのですが、チャートを見ている時間がほとんどないので、短期の値動きに都度反応することができないです。

そのためどうしても4時間足、日足などのチャートを中心にみることになります。

チャンスが減っても安全に大きな値幅を狙いたいため、すこし極端に長い期間の組み合わせをおすすめします。

まとめ

移動平均線はFXでかなり基本的な部類のインジケータです。

平均化する期間の長さによって、トレンドの確認をしたり、エントリー根拠となります。レジサポラインとして機能することもあります。

それぞれの生活スタイルでどのくらいの時間足を見るかにもよりますが、私と同じサラリーマン向けは、20ma、120ma、200maの長期間の平均線で安全に値幅を狙うスタイルがおすすめです。

本日はこの辺で。最後までお目通しいただきありがとうございました。

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